2019年7月24日 06:00
嵐・大野に3度の転機 辞める決意もジャニーさんが慰留続けた
「大野くんはジャニーズに入ってまもなく、2年間ほど舞台出演のために京都に滞在していました。彼の歌唱力の高さを知っていたジャニーさんは、折を見て京都まで見に行っていたんです。ジャニーさんが嵐をデビューさせるにあたり、Jr.のトップだった松本くん、光る演技力を持った二宮くん、知性的な櫻井くん、愛されるキャラクターを持つ相葉くんという東京で活躍していた4人がまず浮かんだそうです。そこに“最後のピース”として白羽の矢をたてたのが大野さんでした」
ただ、大野自身は当時、決して芸能活動に積極的ではなかった。『日経エンタテインメント!』09年11月号で赤裸々に語っている。
《「辞める」って言ったのは、(デビュー前年の)98年。踊りを究めるために京都の舞台で仕事させてもらっていたんだけど、2年やって自分のなかで究まった感じがしたので、社長に電話したんです。「京都から戻ってきたよ。
で、辞める」って。社長も「ああ、そう」ってすんなり言ったんですよ》
「じゃあ、とりあえず来て」とジャニーさんに言われ、連れていかれたのが堂本光一(40)の舞台『MASK』の稽古場だったという。「社長は一言、『とりあえず踊っちゃって!』と。