くらし情報『京アニ放火 元刑事が犯人像分析「視野狭くストレス耐性低い」』

2019年7月24日 16:00

京アニ放火 元刑事が犯人像分析「視野狭くストレス耐性低い」

「今回の事件の犯人は、事前に包丁やハンマー、ガソリンを入れるための携行缶や台車などを用意しており、本人としてはいろいろな状況を想定し、周到に用意したようです。彼なりに計画性があったわけですが、あえて放火という方法を選んだのは、特定の個人ではなく、京アニという会社全体に深い恨みを持っていたからだと思います。しかし、そのいっぽうでガソリンを40リットルも購入して火をつけるという行動は尋常とはいえません。ガソリンは1リットルでも危険ですし、結果的に容疑者自身も火に包まれたようです。一連の行動からは視野が狭く、ストレス耐性が低いという人物像が浮かび上がってきます。またストレス耐性が低い人物は、トラブルを起こしやすい性格でもあります」

佐々木さんの分析どおり、実は青葉容疑者の半生はトラブルに彩られていた。’99年からは埼玉県春日部市のアパートで1人暮らしをしていたが、アパートのオーナーはこう述懐する。

「ふだんはおとなしい人で、コンビニでアルバイトをしていたようです。
家賃も滞ることはありませんでした。ところがある日、警察官が来て、彼を逮捕したのです。窃盗事件と聞いています。そのことがきっかけになり、アパートから出ていくことになりました」

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