くらし情報『お金の専門家伝授「夫婦で別財布だとお金が貯まりにくい理由」』

2019年8月28日 15:50

お金の専門家伝授「夫婦で別財布だとお金が貯まりにくい理由」

これを別々に管理していたという。

「ご主人にはボーナスがあったので、これで2〜3年かけて借金を返済することにし、財布は“家族財布”1つにまとめてもらいました。そのうえで、月の収入42万円の全額を使いきっていた家計を改善すべく、個々の保険を見直し、携帯電話も格安スマホに。財布を1つにしたことで、食費を含めて毎日、何にいくら払っているかを具体的に洗い出すことができ、半年後には月の支出を36万円にまで抑えられるようになりました。月6万円が貯金に回せるようになったのです」

つまりは“夫婦別財布”で、月に6万円も損をしていたということになる。家計のムダを“見える化”できる“家計財布”は、子どもも巻き込んで家計に取り組むところもポイント、と横山さん。

「お子さんも交えて話し合ってもらったのですが、その中で出てきたのが、塾の費用のこと。最初は5教科受けたいと言っていたのが、じつは3教科でいいことがわかったのです。
さらには大学も、成績が優秀な人に給付される奨学金で行けるように頑張る、と。家にどのくらい収入があって、そのうちいくらが自分に使われているかを知ることは、お金の大切さを学ぶことにもなります」

家計をみんなで把握することが、赤字から脱却し、“貯められる家族”になるためには必要なのだ。

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