2019年9月6日 15:50
管理手数料導入で始めたいネットバンキングと銀行口座棚卸し
8年目の手数料は払えないので解約され、預けていたお金も口座自体もなくなってしまうのです。
ほかにも、振込み手数料などを引き上げる銀行もあります。
たとえば、横浜銀行では、今年5月から他行あてのATM振込み手数料を、振込額が3万円未満なら270円から324円に、3万円以上だと432円から540円に引き上げました。
さらに、横浜銀行は硬貨の預け入れに『硬貨整理手数料』を導入しました。硬貨500枚までは無料ですが、501~1,000枚までは432円、1,001~2,000枚までだと864円などと有料化したのです。貯金箱いっぱいの硬貨を預けると手数料がかかり、貯めたお金が目減りしてしまう。預入れ時に限ってですが、これも個人向けマイナス金利の1つといえるでしょう。
今後、銀行の収益がもっと悪化すると、手数料の導入も増えるでしょう。
たとえば、預け入れの少ない小口口座から管理手数料の徴収などが広がっていくと思います。私たちは今のうちに、銀行との付き合いを見直す必要があります。
【1】銀行口座の棚卸し
使っていない口座はないか、チェックして、不要な口座は解約しましょう。口座は少ないほうが管理は簡単です。