2019年9月17日 19:55
ミヤネ屋出演の元韓国大使 解説内容が「デマ」と批判殺到
それゆえ支持が集まっているのではないかと辺氏は解説していた。
問題はここから。辺氏の解説後、番組ではゲスト出演した武藤氏を中心にチョ氏の数々の疑惑を紹介。そして、司会の宮根誠司氏(56)から映画がチョ氏支持に与える影響について質問された武藤氏はこう持論を展開した。
「映画が公開されたのは2017年の12月27日。恐らく今の政権になってからこれを作ったのだと思います。だから検察改革に対する国民の支持を得るためのかなり政治的な意図があってできた映画で。しかも今はないような過去の民主化闘争を題材にしてやるっていうところはなかなか巧妙ですよね」
17年5月のムン・ジェイン政権後に映画が制作されたと主張する武藤氏だが、同作のチャン・ジュナン監督はウェブメディア『映画と。
』のインタビューで「最初に脚本を見せてもらったのは2015年の冬で、非常に面白い企画だと思いました」と語っている。つまり前大統領であるパク・クネ政権時代から制作がスタートしており、武藤氏の主張は事実と異なっている。
また宮根氏からの「パク・クネ氏が大統領を務めていればこういう映画は作られなかったのか?」という質問に対して、武藤氏は「少なくともパク・クネさんがそういう映画を上映させたかはわからないですけど、積極的にこういう映画を作ろうということにはならなかった」