くらし情報『三宅裕司と小倉久寛が語る 劇団SETが40年も続いた理由』

2019年10月7日 06:00

三宅裕司と小倉久寛が語る 劇団SETが40年も続いた理由

当時、渡辺えり子の3〇〇と競い合っていたから」

小倉「僕なんか、お客さんが並ばないうちから整理券を作ったりして(笑)。だから、実際に並んだときはうれしかったなあ。『ありがとうございます!』って言いながら、一生懸命、配りましたよ(笑)」

三宅「あらためて、なんで40年続けてこられたと思う?」

小倉「僕は、劇団の活動って楽しいんだろうなあと思ってこの世界に入ったら、本当に楽しかったんですよ。ずーっと、大学祭をやってるような感じで……って、わあ〜、こんな言い方をすると、軽くなっちゃったかなあ(笑)」

三宅「でも、そうなんだよ。劇団作ったころは芝居しかやることがなくて、芝居のためにバイトして、稽古して、本番でお客さんにウケて、よかったなあって酒飲む、の繰り返し。ケンカもしたし、いろいろあるけれども、それをひっくるめて楽しかった」

小倉「昔、劇団で合宿をやりましたよね。遊ぶときにしっかり遊ばないと怒られた。『遊びでやってるんじゃねえんだよ!』って、遊びで行ってるのに(笑)」

三宅「みんながバカになるときはバカになれよ!っていうことですよ」

小倉「怒られて辞めていったコもいましたよ(笑)」

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