2019年11月29日 11:00
ALSを宣告された夫からのプロポーズ、女性が結婚決めた理由
「絶対幸せにします。結婚してください!」
決意が揺るがなかった木綿子さんは後日、プロポーズを受け入れることを母に報告。母もいったんは喜んでくれていたというが……。
「数日すると電話がかかってきて、『やっぱり病気のことが心配。お母さんは反対です』と」
木綿子さんは、母の電話のあと、しばらく考えてみることにした。
「でも結論が『結婚をやめる』とはなりませんでした。病気は『結婚する、しない』とは関係ない。“車いすの物理学者”ホーキング博士は20代で発症して76歳まで長生きしましたし、彼だって生きられるはずと信じていました」
そして何より、「自分自身の人生に、彼が必要だ」と確信していた。
「将胤さんとの結婚は、私の“前向きな人生”のスタートでもあったんです」
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