くらし情報『木内みどりさん60代から死に支度 段ボール製のエコ棺探しも』

2019年11月29日 15:50

木内みどりさん60代から死に支度 段ボール製のエコ棺探しも

人間ドックも夫婦で毎年いっしょに受けていました。そのきっかけになったのは、10年ほど前に夫の水野さんが心筋梗塞で倒れたことだったそうです」

彼女は雑誌の対談でも次のように語っている。

《(夫は)心筋梗塞で倒れて手術を受け、心臓が健康時の7割くらいの働きになっているそうです。(中略)食べるものや生活のリズムにも細心の注意を払います》(『婦人公論』’11年6月22日号)

10年も夫といっしょに健康生活を送ってきた彼女の命を奪った「急性心臓死」とは?心臓疾患に詳しい、おおどおり鎌田内科クリニックの鎌田潤也院長は言う。

「発症してから24時間以内に死亡すると“突然死”となります。心臓が原因ということですから可能性として高いのは虚血性心疾患。心臓に十分血がいきわたっていない状態で、代表的なものには心筋梗塞や狭心症があります」

血管が老化し、動脈硬化が進み、血流が悪くなることで発症する虚血性心疾患。女性は更年期までは動脈硬化を起こしにくいというが、更年期以降はリスクが急増するという。
「女性の動脈硬化が進みにくいのは、女性ホルモン・エストロゲンのおかげです。しかし閉経後は、エストロゲンが減少し、虚血性心疾患を発症しやすくなります」

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.