2019年12月6日 06:00
基地内プールや豪邸建設費に…「思いやり予算」の元凶は何か
ベルギーなどは、事故などの緊急時には、自治体職員でも米軍施設に立ち入りできるんです」
市民は、このような状態を変えようと何度も抗議してきたが、日本政府はその声を生かせなかった。今回の思いやり予算も増額が通ったら、何に使われるのか。
「戦後74年になり、全国の米軍施設も老朽化していますから、改修費に莫大なお金がかかります。その費用を新たに求めてくる可能性があります。木更津にオスプレイを配備していますから、そのメンテナンス費用もかさむでしょう」
お金をこんなに出しても、主権国家なら当たり前の権利を、日本は持てないのだ。いっぽうで、「日本はアメリカに守ってもらっているのだから」という世論もあるが……。
「アメリカは日本を守るつもりなんてあるのでしょうか。守るのであれば、尖閣諸島には、日本が提供している米軍の射撃場があるのだから、そこに米兵を駐留させたらいいと思います」
生活が厳しいなかで支払っている消費税などの税金が、米軍に流れていくことを考えると、やりきれない。
「日米関係はジャイアンとスネ夫の関係と同じ。このままでは思いやり予算増額は拒めません。資金ですか?税金以外にも、私たちの年金受給年齢を引き上げて、供出することもありえます」(前泊さん)
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