2019年12月8日 17:33
世界最大規模の情報流出…神奈川県民の怒り、県に厳しい声も
また他県民からは《私は神奈川県民ではないが、納税記録流出とか、心底嫌な流出だなと思う》《これ県民すべてが自治体とこのリース会社に賠償請求できるんじゃないか?》といった声が上がっている。
いっぽう県に対して《神奈川県も気の毒だよな。整った制度を使って適切に破棄したのに》《契約上、県に責任は無いのだろうが大事な情報が保存されているのでもう少し慎重になるべきだったのでは》といった声も上がるが、厳しい意見も相次いでいる。
6日の産経新聞によると県はHDDを富士通リースに返却した後、データ消去証明書を受け取ることになっていた。しかし流出が確認された18個を含む504個のHDDに対しては、消去の証明書を提出してもらえなかった。さらに県の担当者は、ブロードリンクの名前すら把握していなかったという。
また7日の日本経済新聞によると、HDDには不正閲覧を防ぐための暗号化がはされていなかった。14年に富士通リースとリース契約を結んだ当時、大量の保存データを暗号化する装置がなかったと県は説明。
セキュリティー対策を万全にしていれば、情報を閲覧することはできなかった可能性が高いという。
6日に開かれた会見で、黒岩祐治県知事(65)