くらし情報『中村玉緒 孤独死した長男の墓前に捧げた“涙のテキーラ”』

2019年12月12日 15:50

中村玉緒 孤独死した長男の墓前に捧げた“涙のテキーラ”

字幕がないから僕にはわからないところも多かったけれど、あいつは『このセリフはいい』なんて言っていて格好よかったですよ。叔父ちゃん(勝新太郎)が撮った映画『座頭市』で雄大はデビューしたのですが、うちの親父も彼の演技を褒めていたんです」

父から英才教育を受けていた鴈さんだが、恵まれた俳優人生ではなかった。

「デビュー作の『座頭市』で、撮影中に共演俳優に重傷を負わせ、その後、死亡させてしまうという事件が起きたのです。また’97年に、息子の行く末を心配しながら勝さんが65歳で逝去してしまいました」(舞台関係者)

勝さん亡きあとは、母・中村が、息子を一人前の俳優にしようと尽力を続けた。

「玉緒さんはバラエティ番組で大活躍していましたので、自分の人脈を生かし、バラエティ番組で共演したり、自分が出演する舞台のプロデューサーに頼み込んで、鴈さんにも役をもらってあげたりしていました。ただ、“父の名に恥じないような俳優になりたい”という気持ちが強すぎてプライドも高かったせいか、“使いやすい俳優”ではなかったのです。30代からは体重も100kgを超えるようになり、所属事務所の関係者からダイエットを命じられたこともありました」

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