2019年12月15日 06:00
11歳でデビューの浜辺美波「子供という意識なかった」
(撮影:TOSHI HIRAKAWA)
旬の若手女優をもっとも似合う花で彩るグラビアシリーズが復活。CMやドラマで見せる無邪気な笑顔が印象的な浜辺美波(19)。本誌の表紙を飾った明るい笑顔こそ、彼女の代名詞だと思っていた。が、スタジオのセットに入った瞬間、表情が一変。無数のアネモネが見つめる中、稀有な才能が花開いたーー。
「お花のライティングが神秘的で、世界観に一気に引き込まれました」(浜辺・以下同)
清楚で可憐な雰囲気と“純真無垢”という花言葉を持つアネモネ。加えて毒草でもあるという理由で、この花を選んだと話すと目を輝かせた。
「ピュアという意味も素敵ですけれど、それだけじゃないと思われるのはもっとうれしいです。
毒のある役が多かったですし(笑)」
その言葉どおり、映画『君の膵臓をたべたい』(’17年)で病いを患うヒロインを演じたと思えば、『映画賭ケグルイ』(’19年)ではギャンブルに熱狂する女子高生役。幅広いキャラクターを見事に演じ分けてきた。
「『賭ケグルイ』は、自分自身、ひと回り成長したと思える作品です。清純な役を演じるのも楽しいですが、イメージがつきすぎないことが私の目指すものです」