2020年2月1日 00:00
「桜よりもコロナをやれ!」の野党批判は本当に正しいのか?
いっぽう野党が追及している場合ではないとされる“××”は、現在だと「桜を見る会」と「IR疑獄」だが、過去には「森友・加計問題」や閣僚のスキャンダルなどだった。
《北朝鮮の脅威が増しているのにモリカケに審議時間を使うのですか? モリカケに費やした無駄な時間を返して下さい》
《桜を見る会の話でアベガーして国会議論を止める暇があるなら台風19号において被災された被災者の為にこれからどう復興するかの真剣な議論をしろよ》
過去にはこんなツイートがあった。こういった意見に対して、専門紙記者はこう語る。
「野党は国会で疑惑の追及しかしていないというのは、まったくの誤りです。国会では大小さまざまな委員会が開かれていて、疑惑の追及が行われているのは、総理が出席する予算委員会などの一部の場で、さらにその一部の時間です。国会全体の審議時間から見ればわずかな割合で、追及によって、ほかの問題を審議する時間がなくなるということはありえません。今国会でも、新型コロナウイルスはもちろん、その他の問題についても、さまざまな場で審議が行われていますよ」
《本当に問題があると思うんだったら、警察、検察に調査を任せろよ。