2020年1月31日 06:00
宍戸錠さん 死の前日もコンビニ弁当…家賃12万円の孤独な晩年
その後はコンビニで買った食品を食べながら、自宅でワイドショーを毎日のように見る生活を続けていたと聞いています」(前出・映画会社関係者)
宍戸さんが頻繁に通っていた地元のコンビニ店員はこう語る。
「宍戸さんは、日に2~3回は買い物にいらしてました。宍戸さんの食事のほとんどはうちの商品だったのではないでしょうか。宍戸さんも冗談交じりに『俺の体はさ、ここの弁当でできているんだよ』とよく言っていました」
“3食コンビニ生活”は亡くなる前日まで続いていたという。宍戸さんのマンション近くにあるバイク販売店のオーナーは語る。
「実は亡くなる前日の17日に、宍戸さんとコンビニでばったり会ったんです。宍戸さんのほうから『よ、元気かい?』と声をかけてくれて、聞き返すと『俺はまあまあだな……』と笑っていました」
孤独と闘いながらも最後まで気さくな姿を見せた宍戸さん。いつまでも愛され続けることだろう――。
「女性自身」2020年2月11日号 掲載
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