2020年2月3日 15:50
古きよきパリに会える…実在の人物も登場するフランス発アニメ
知性ある言動で大人と対等に接しますが、褐色の肌を持つ彼女に偏見の言葉を吐く大人もいて、ヨーロッパの人種差別を見せつけます。
それでもこの映画の魅力的なところは、ピカソ、ロートレック、モネ、ルノワール、ドビュッシー、ロダン、マリー・キュリー、パスツールなど、著名人が次々登場するところです。
観光地も美しくリアルに描かれ、ロートレックがムーランルージュでダンサーの絵を描くシーンなど、まさに絵の中に入ったかのよう。ベル・エポック時代のパリを時間旅行した気分が味わえます。
きっとパリが最もパリらしかった時代。記者も、ディリリやオレルと一緒に冒険してみたい気分になりました。
「女性自身」2020年2月11日号 掲載
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