くらし情報『確定申告でサラリーマン世帯でもお金が戻ってくるチェックリスト』

2020年2月6日 15:50

確定申告でサラリーマン世帯でもお金が戻ってくるチェックリスト

つまり、控除額が大きく、課税所得が小さくなれば、税金は少なくなるのです」

じつはサラリーマンの給与から源泉徴収されている所得税はその年の“見込み額”。年に1回、12月に年間の収入が確定した時点で“年末調整”で清算して、本来の税額との差額分を、会社員に還付したり、追加徴収したりする。

「配偶者控除や扶養控除、各種保険控除などは年末調整で申請できます。しかし、そこで申請し損なった場合や、医療費控除や寄付金控除など年末調整で処理できない控除は確定申告をしないと、課税所得に反映されないのです」

新しい課税所得で計算し直した所得税の額と、すでに払った額の差額が還付されることになる。この申告を還付申告という。

「確定申告の時期は、今年は2月17日〜3月16日ですが、還付申告に関しては、年明けから受け付けています。4月ごろまでには還付金が振り込まれるはずです」

さらに、住民税は前年度の課税所得によって決まるので、還付申告することで、こちらの税額も安くなる。

はたして、自分も還付申告できるのか、知りたい人は次のチェックリストをやってみてほしい。
【医療】該当するのは、サラリーマン/年金生活者

□この1年に手術を受けるなど、医療費をたくさん使った=「医療費控除」

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