2020年2月12日 19:59
バレンタイン市場拡大の背景、脱義理チョコで自分用にシフト
2020年は世界22ヵ国から126のブランドが集い、眼福かつ口福なショコラがお披露目されました。昨年はディズニーランドなみの混雑具合。今年からチケット制になり、混雑は解消されたようですが、テイクアウトコーナーの完売スピードは凄まじかったようです。
■競い合う百貨店。阪急ひとり勝ちの鍵は“いちご”との組み合わせ。
百貨店のバレンタイン商戦で一人勝ちだったのが「阪急うめだ本店」です。2019年は、チョコレートと女性受けする“いちご”を組み合わせた、独自のバレンタイン施策をスタート。ミレニアル世代を中心に幅広い世代から支持されて、過去最高の24億円を売り上げました。
2020年も、『阪神のいちごとチョコフェス2020』と称してプロモーションを実施。催事場や各階のイベントスペースで、いちごスイーツ満載のフェアを行っています。
いちごと抱き合わせたバレンタイン施策は、ファミレスやカフェのメニューでも見るようになりました。今後、バレンタインの新たな主流となるかもしれません。
■コンビニは第4のチョコ”ルビーチョコレート”でニュース性アップ
コンビニでは別のトレンドが開花しています。「第4のチョコレート」