2020年2月12日 19:12
和田誠さんに「キネ旬」特別賞 映画監督にも活かされた画力
としてリメイクされた。88年に監督を務めた映画『快盗ルビイ』では、ブルーリボン賞監督賞を受賞した。和田さんはその後も、『怖がる人々』(94年)や『真夜中まで』(99年)といった作品を残した。そんな和田さんには、映画を監督する際には“あるこだわり”があったという。
「和田さんにとって、撮影現場と絵コンテは連動していたようです。現場スタッフに撮影イメージを伝えるために、膨大な量の絵コンテを自ら描いていました。またクランクアップの間際には、感謝の気持ちを込めて何十人もいるスタッフ全員の似顔絵も描いていたと聞きました。その絵を人数分コピーして、打ち上げでプレゼントしていたようです」(映画関係者)
和田さんのイラストレーターとしての手腕は、映画にも活かされていたようだ――。
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