くらし情報『アンナ語る故・梅宮辰夫さん「“スーパーマン”だった父の変貌」』

2020年2月28日 06:00

アンナ語る故・梅宮辰夫さん「“スーパーマン”だった父の変貌」

アンナ語る故・梅宮辰夫さん「“スーパーマン”だった父の変貌」


「自分の腎臓を1つ、父に使ってほしいと思って、父と一緒に主治医の先生に相談しました。でも、認められなくて……」

大きな瞳をまっすぐに向けて、梅宮アンナさん(47)は、最愛の父について語り始めたーー。

’19年12月12日に、慢性腎不全で亡くなった俳優の梅宮辰夫さん。享年81。’73年、36歳のときに睾丸がんにかかり、’16年には十二指腸乳頭部がん、’19年1月には腎盂・尿管がんなど、生涯6度ものがん手術を受け、80歳を超えてから、週3回、4時間にもおよぶ人工透析治療も行っていた。

「父はもともと腎臓の片方が小さかったんです。それなのに元気なほうの腎臓に、がんができてしまって……。透析もつらそうだったし、『私の腎臓を』と考えたのですが、先生から『(辰夫さんは)がん体質なので、移植をしても半年しかもたないこともある』と」

亡くなる前の4年間を寄り添いながら乗り越えてきた梅宮さん一家。
しかし、温厚だった父は、病状が進むにつれ、言葉がキツくなっていく。

「それまで父は、誰に対しても『いいよ~』と度量が大きく、相手に何かを強制するようなことはしなかった。

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