2020年2月28日 06:00
雅子さまの訪英にも暗雲 コロナショックで皇室関連行事が中止
イギリスは雅子さまがご結婚の直前に留学されていた国でもあります。しかし、皇室に入られてから、訪英は一度も実現していません。そのため雅子さまは30年ぶりにイギリスを訪れることを心待ちにされているそうです」(前出・宮内庁関係者)
はたして“悲願のご訪英”も断念されることになってしまうのか?イギリス王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子さんに聞いた。
「日本で新型肺炎の感染が進んでいくのか、それとも終息へ向かうのか、イギリスも注目しています。日本料理店が『コロナ消え失せろ』と落書きされたフランスと同様に、今後、イギリス国民が疑心暗鬼になって不安が爆発してしまうことが懸念されます。天皇皇后両陛下が海外ご訪問のデビュー先としてイギリス王室を選ばれたのですから、直前で中止などということになれば、それはとても残念なことですが……」
前出の宮内庁関係者も、両陛下のご訪英が実現するかどうかは、イギリス国内の世論次第だと語る。
「日本でのウイルス感染がさらに拡大していくと、両陛下の訪問といえども、感染国からの入国に反発する世論が英国民にも湧き上がる可能性があります。英王室は世論には敏感です。
また、両陛下も反対の声が高まる中でのご訪問は、ご意向に沿わないでしょう。