2020年4月7日 00:00
志村けんさん“孤独な天才”を支えた「最後の女性」の告白
(彼女は)2人くらい、いるよ』と言っていました。私は『あれだけ売れている人だし、仕方ない』と思いました。でもやっぱりショックを受けたことがありました」
本誌の取材に対して消極的だった奥村さん。だが志村さんについての質問を記者が重ねていくうちに、思い出が次々とよみがえってきたようだ。初めて会ったのは、2年半前。食事会で意気投合したこともあり、すぐに2人の関係は深いものとなっていった。
「多いときで、週に3回会うこともありました。《来週はこの日とこの日、空いてます》とLINEを送ると、けんさんは《じゃあ全部》と返してきたりして。
昼間に会うときも顔を隠さず、普通の人と同じ。けんさんはいつもそう。いっさい、隠さないんです。麻布十番で手をつないで歩いたり、肩を組んで歩いたこともありました。
それに、けんさんは『結婚はまだ諦めてはいないんだよ』『子供がほしい』と話していました。『結婚しようと思った人はいないんですか?』と聞いたら『好きな人はいたけど、なかなか両思いにならなくてさ』と言って……。『福井の温泉で年越ししようと思うんだけど、付き合わないか?』とも誘われました。私は実家に帰ることになっていたので行けなかったのですが、『けんさんは、ほかに誘う人がいないのかな……』と思いました」