くらし情報『“期待の治療薬”「イベルメクチン」の懸念材料、医師が解説』

2020年5月14日 11:00

“期待の治療薬”「イベルメクチン」の懸念材料、医師が解説

アメリカのユタ大学で新型コロナウイルス感染症の患者さんに使用したところ、使用しない場合に比べて死亡率が6分の1に低下したとされています」

ウイルスの増殖を抑える効果も報告されているイベルメクチン。しかし、治験は本格化したばかりで、北里大学側は1年以内の承認を目指しているという。コロナの治療薬として安心して使用できるのは、まだまだ先になりそうだ。

【オルベスコ】

今年3月、神奈川県立足利上病院らの研究チームが新型コロナ患者3人に使用。3人ともオルベスコ吸入から2日程度で症状が改善し、うち2人は人工呼吸器をつけていた状態から持ち直したということで注目された。

気管支ぜんそくに効能効果があるとされ、’07年にぜんそくの薬として日本で承認されている。

「つまり、気管支ぜんそくの薬として国内では処方されている薬ですが、対コロナとしてのデータはまだまだ集めるべきでしょう」

前出の村田さんは、これらの“期待の治療薬”について、次のように話す。
「いずれも、コロナへの治療薬として服用するには、PCR検査を経て感染が判明していることが大前提です。“あ、コロナに感染したかも”と思っても、検査を受けなければ容易に手に入るものではありません。

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