2020年5月29日 06:00
手洗いは時間よりも回数、ウイルス学者考案「100分の1予防法」
感染を防ぐのはもちろん大事ですが、長引く自粛による景気悪化で失業者が増えるのも問題です」
そこで宮沢先生がSNSなどで強く呼びかけているのが、次の「100分の1予防法」だ。
■手洗いは「時間」よりも「回数」重視
せっけんがなければ水洗いでもOK。
■手が洗えないときはウエットティッシュかぬれタオルで拭く
拭くだけでも手についたウイルスは減る。近くにあるならアルコール消毒液を使おう。
■外出しても大丈夫、でもマスク着用は必須
飛沫を飛ばさないように。
■帰宅したらすぐに手洗い&顔洗い、ふだんから顔は触らない
ウイルスは口と鼻と目から侵入。
■換気を徹底!
少しでも密閉を防ぐ。
■少しでも風邪っぽいと思ったら必ず休もう
学校や職場でウイルスを広げない。
■トイレのフタは閉めてから流すように
新型コロナウイルスは便からも検出。
「手についたウイルスをゼロにしようと、せっけんで念入りに手洗いするのも重要ですが、手についたウイルスが100分の1になるだけでも感染リスクは下がります。100分の1を目指すなら、手洗いは毎日せっけんを使わなくても水洗いで十分。入念に手を洗っても、ウイルスが付着したものを触れば、感染リスクは洗う前に元どおりです。