くらし情報『コロナで変わるドラマ現場 広告収入7割減で俳優ギャラ削減も』

2020年6月4日 06:00

コロナで変わるドラマ現場 広告収入7割減で俳優ギャラ削減も

その兼ね合いが難しいでしょうね」(芸能関係者)

木村拓哉(47)主演のテレビ朝日の『BG』は、アクションシーンが見どころのひとつ。アクションは呼気量が上がるなどの点で心配があるが……。

「木村さんらの格闘シーンがどうなるのか。台本で少なくするしかないのでは」(別の芸能関係者)

また、ある芸能事務所関係者は、“コロナの影響で、各局、30%から、ひどいところでは70%も広告収入が減っている”という新たな問題を指摘する。そのために、

「主演クラスやレギュラー出演者は撮影前にギャラが決まっているのが普通ですが、撮影が終わってから決まる出演者もいます。ギャラが抑えられてしまう可能性もあるのではないでしょうか」

今後のドラマ制作のあり方について、あるテレビ局関係者は「やってみないとわからないところが多い」と前置きしつつこう語る。

「コロナだからと“ラブシーンなし、アクションシーンなし”と制約は設けたくありません。たとえばキスシーンは、テーク数を少なくしたり撮る角度を考えたりして、“なくす”より“どう乗り切るか”を考える。
質は落としたくない、というのが現場の切実な声です」

“できない”とあきらめるのではなく、“できる方法を考える”。

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