2020年6月18日 06:00
渡辺えりさんコロナ禍での気づき「私はお客さんに生かされていた」
捨てておけないし、心にとどめておきたい。“人間の感情”というものを強く意識するようになり、今まで以上に言葉には気をつけないといけない、そう思いました」
そして、「それは、教育においても大切なこと」と渡辺さんは言う。
「他人の容姿や生い立ちをとやかく口にするのではなく、『それが個性なんだよ』と伝えていくことが大事ですよね。親世代の私たちが自覚を持って発言することで、子どもたちに伝染させていく。人を傷つけたり、いじめたり、差別することのない世界になるように。そして、作品に携わる者としては、おもしろさばかりを優先させず、“本当の意味で楽しませられる、助けになるもの”を作っていこうと。演劇をやろうと思った、原点に戻るときだと感じています」
「女性自身」2020年6月23・30日合併号 掲載
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