2020年6月24日 15:50
「夢のためならOK」手越と昭恵夫人に共通する“自分優先”主義
会見で飲み会の相手は独立後のビジネスパートナーとなり得る人だったとしたうえで、こう弁明した。
「その(独立)ための準備というのを徹底的にやっていかないと、『手越落ちたな』と思われるのも嫌だし」
「やはり自分の夢をかなえるものに対しては、世間は『不要不急』と言うかもしれないですけど、<中略>僕としては『不要不急ではない』でした」
しかし、今回のコロナ禍では、多くの人が自らの夢や今後の計画を中断して、感染拡大防止のために、外出や経済活動の自粛に協力してきた。“自分の夢のためなら不要不急ではない”という論理はあまりに身勝手に聞こえる。
また遠隔で打ち合わせる方法も普及しているが、「将来の自分の第2ビジョンへの夢だったりを語って一緒にやっていこうよという思いを、ズームだったり、家のテレビ会議で話すということが、僕はそれじゃあなかなか決まらないと思っていて。やっぱり、ちゃんと目と目をその場で会って見て話すというのが大事な会議では絶対に必要」と、手越は自分の価値観を優先させる。
昭恵夫人との会合も、「中身は健全というのか、いろんな未来へのビジョンを語り合う会でした」と正当化した手越。しかし、多くの国民は“大事な会議”や“健全な会”も含めて、開催そのものを取りやめたり、遠隔で行ったり、なんとか工夫をこらして、対面する機会を減らそうと努力してきた。