2020年8月6日 11:00
三浦春馬さんが支えた子供達…ラオス小児病院から涙の感謝状
心よりご冥福をお祈りいたします》
実は、三浦さんは仕事で多忙な合間をぬって「Act Against AIDS(以下、AAA)」に参加していたのだ。「AAA」はエイズやHIVへの偏見をなくし、正しい知識の普及を目的とした啓発運動。三浦さんも’07年から参加し、精力的に活動を続けてきたという。
「『AAA』は、’93年に岸谷五朗さん(55)の呼びかけで活動がスタートした団体です。岸谷さんと寺脇康文さん(58)が中心となり、世界エイズデーの12月1日には俳優や歌手とともにチャリティライブイベント『THE VARIETY』を日本武道館で開催。集まった支援金でエイズやHIVの啓発活動、医療支援などを行ってきました。
その支援金などをもとに、’15年にはラオスで『ラオ・フレンズ小児病院』も設立。三浦さんが初めてラオスを訪れたのは’14年、小児病院が建設中のころでした。
そこで出会ったHIVポジティブのトンシーちゃんは当時、9歳。病いと闘う姿を目の当たりにした三浦さんは、医療支援の大切さを改めて感じたそうです。
以来、三浦さんはこれまで以上にライブなどで『みなさんの支援がまだまだ必要です!』と訴えるようになったといいます」