2020年8月26日 18:04
「コロナは陰謀」…“偽情報”信じた男性の妻が感染して死亡
コロナに関連する“偽情報”を信じて死亡する例は他にもーー。
米国では3月ごろ「抗マラリア薬に新型コロナの治療効果が期待できる」というデマを信じ、自己判断で服用した男性が死亡。またブライアンさんと同じようにコロナを“でっち上げ”だと信じた若者が、感染者から感染するかを試す「コロナパーティー」に参加後、発症によって死亡したりしている。イランなどでは、予防策として「高濃度アルコールの摂取がウイルスの消毒になる」という情報が広まった結果、メタノール入りの酒が出回り、約800人が死亡、60名が失明した。
日本でも明らかな死亡例こそないものの、国民主権党党首の平塚正幸氏(38)が「コロナはただの風邪」を合言葉に集会をおこなったり、そのメンバーでマスクを着用せずに山手線に乗車したりしている。今後もワクチンや治療薬などが普及していく過程で、情報や主張が信頼できるものかの判断は適切に行いたいものだ。
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