くらし情報『さつまいもは冷蔵庫より常温で…“栄養ロス”を防ぐ分岐点』

2020年9月2日 06:00

さつまいもは冷蔵庫より常温で…“栄養ロス”を防ぐ分岐点

そこで今回、“栄養ロス”にまつわる知識を2択クイズ形式で出題。吉田先生に解説してもらった。

【Q1】さつまいもを保存するときは?

常温で保存 or 冷蔵庫に入れる

正解は、常温で保存。さつまいもにはビタミンC、E、カリウムが豊富で、紫色の皮には抗酸化作用のあるアントシアニンが含まれる。冷蔵庫での保存は傷みやすいので(低温障害)、新聞紙に包んで風通しのよい場所で常温保存したほうが栄養成分は長持ちする。

【Q2】カット白菜はどちら側から使う?

外側から or 内側から

正解は、内側から。カット白菜で成長しやすいのは、外葉よりも中心部分の、白みを帯びた内葉のほう。その内葉に多くのビタミンCが含まれており、成長するときに外葉の栄養を吸い取る。
そのため内葉から使うことで効率よく栄養成分を摂取できる。

【Q3】たまねぎはどちらの方向に切る?

繊維に沿って切る or 繊維と垂直に切る

正解は、繊維に沿って切る。たまねぎに含まれる硫化アリルは、ビタミンB1の吸収率を高め、疲労回復や抗菌・殺菌作用、食欲を増進させる作用がある。この作用を生かすには、繊維に沿って切るのが◎。繊維と垂直に切ると硫化アリルの一部が壊れやすくなる。

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