2020年9月22日 11:00
真矢ミキ「10年介護した母が人間のおもしろさを教えてくれた」
母親との生活では、「毎日のように奇想天外なことが起きて、シュールなコントのようでもありました」と真矢さんは語る。
「でも、そのおかげで『自分がいずれ老いたとき、どうしたらいいだろう?』とシミュレーションできたり、『趣味を始めるなら、老いるちょっと前がいいぞ』と考えられたり。それに、人間ってうまくできていて、亡くなったあとはいいことしか思い出さないんです。遺影の母は笑った顔がとてもきれいで、見ていると心が晴れやかになるし、一方で『不服そうな顔のときもあったよね』と思ったりもして(笑)。そんな自分を客観視しながら、人間っておもしろいなあと思うんです」
「女性自身」2020年9月29日・10月6日合併号 掲載
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