くらし情報『年金10万円減も…「週休3〜4日」は老後に優しくない理由』

2020年10月16日 11:00

年金10万円減も…「週休3〜4日」は老後に優しくない理由

現在「年収500万円」の人は、退職金を1,664万円もらえる予定だが、今後「週休3日」となると「332万円」も減り、「週休4日」なら「664万円」もダウンする見込みとなる。

さらに、65歳以降に受給できる厚生年金は、「週休3日」で「月額4,000円、年額4万8,000円」のマイナス、「週休4日」で「月額9,000円、年額10万8,000円」も減ってしまう計算だ。

つまり、「週休4日」を希望してしまうと「基本給」が4割もカットされ、結果、大切な老後資金となる「退職金」の支給額は6割に、「年金」は年額10万円以上減ってしまうことに……。

菅首相に言われるまでもなく、今後は“自助”していかなければ、わが家の家計が破綻してしまう。

「『週休増・収入減』と引き換えに企業側が『キャリアアップを図ってください』というのであれば、その空き時間を副業に充ててカバーするか、退職後のセカンドキャリアで大きく稼ぐための準備をするべきです。もし夫の週休が増えることになっても、それで『家にいる時間』を増やすのではなく、外に出て『仕事』か『勉強』の時間に充てる方向で話し合いましょう」

「女性自身」2020年10月27日号 掲載

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