くらし情報『上野「KING&QUEEN展」肖像画で英国王室の素顔を楽しむ』

2020年10月26日 15:50

上野「KING&QUEEN展」肖像画で英国王室の素顔を楽しむ

(C)National Portrait Gallery, London

(C)National Portrait Gallery, London



話題のスポットやエンタメに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。今週は、「ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵 KING&QUEEN展」へ行ってきました。

■「ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵 KING&QUEEN展」上野の森美術館にて’21年1月11日まで開催中(※新型コロナウイルスの感染予防・拡散防止のため、日時指定券の販売を導入)

所蔵総数21万点にものぼる英・ロンドンの肖像専門美術館「ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー」より、英国王室約500年の歴史をたどる肖像画、約90点が来日中です。

会場へ足を踏み入れ目に飛び込んできたのはヘンリー8世の肖像画。表情がちょっと怖い。作品の周りにあった人物史・人物像の説明を読むと、6人と結婚し、うち2人の妻を処刑と、衝撃の情報が。

このように肖像画と人物の説明を対比させ鑑賞していくと面白いかもしれません。

《チャールズ1世の5人の子どもたち》では5人の子どもたちがにこやかにほほ笑んでいると思いきやじつは仲が悪かったとか、《消化におびえる酒色にふけた人、ジョージ4世》は“ひどい放蕩ぶりで悪評が高かった巨漢の皇太子”などストレートな説明が。

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