2020年11月18日 06:00
老後資金確保に見える化しておきたい「攻めのお金/守りのお金」
80歳程度まで、夫婦で月3万円でも稼げれば、老後の資金計画はかなり改善します」
老後も年金に加えて月3万円の副業収入がある場合と、年金しか収入がない場合では、どの程度、収支に差が出るのか。吹田さんが次の条件で試算した。
■65歳時の貯蓄額が1,800万円(住宅ローンなどはゼロ)
■年金収入が夫婦で月額20万円(年間240万円)
■年間生活費が65〜69歳まで300万円、70歳以降270万円(食費や医療費・健康管理費は年1%程度の上昇を見込む)
「年金だけで生活する場合、100歳になる前に貯蓄残高が赤字に。病気や事故など不測の出費があれば、もっと早く貯金が尽きてしまいます。いっぽう、月3万円の副収入がある場合、80歳までは貯蓄残高をほぼ取り崩さずに生活でき、100歳まで生きたとしても約400万円貯蓄が残せる計算です」
投資でお金を増やしつつ、早いうちに副業を始めて慣れていけば、メインの収入が年金に変わっても、大きく生活を変えずに100年人生を送れる。大病をすると大きな出費となるので、健康に気を使って生活していきたい。
「これからの時代は常識が変わる可能性もあり、先入観にとらわれない柔軟な考え方が重要になります」
「女性自身」2020年11月10日号 掲載
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