くらし情報『自殺した性犯罪被害者、その母親も4カ月後に自殺を選ぶ』

2020年12月8日 18:33

自殺した性犯罪被害者、その母親も4カ月後に自殺を選ぶ

2016年9月『オードリーとデイジー』のスクリーニングに出席したデイジーさん(左)とメリンダさん(右)(写真:Shutterstock/アフロ)

2016年9月『オードリーとデイジー』のスクリーニングに出席したデイジーさん(左)とメリンダさん(右)(写真:Shutterstock/アフロ)



今年8月、23歳で自ら命を絶ったデイジー・コールマンさん。彼女は14歳のときに米ミズーリ州で、元下院議員の孫にレイプされ心身共に大きな傷を負った。事件発覚後は、被害者であるにも関わらず学校ではいじめを受け、ソーシャルメディアでの中傷、家族への嫌がらせなどが止まず、デイジーさんは16歳で自殺未遂。彼女と、同じく15歳でレイプされたオードリー・ポットさんの理不尽で壮絶な体験はNetflixで『オードリーとデイジー』というドキュメンタリー映画にもなっている。

デイジーさんは、性暴力の防止を目的とする非営利団体SafeBAEを設立し、同じような被害者が出ないよう戦っていたが、自死を選んでしまった。当時、彼女の母親メリンダさんはFacebookで「娘のキャサリン・デイジー・コールマンが自殺しました。一番の親友であり、最高の娘でした。娘は、あの少年たちにされたことから立ち直れてはいなかった。
本当に不公平だと思います。私のかわいい娘はもういない」と訃報を伝えていたが、今月7日、今度はSafeBAEがメリンダさんの死去を公表する事態となってしまった。

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