くらし情報『「年だからこそ勉強」の姿勢が「主婦の就活」で実を結ぶ』

2020年12月12日 11:00

「年だからこそ勉強」の姿勢が「主婦の就活」で実を結ぶ

そして、キャリアコンサルタントとしてサービスの質をもっと高めたいと思った田邊さんは、次に社会保険労務士の勉強を始めたという。

「多様な働き方があるなかで、求人票に書かれている内容がうまく説明できなかったのが不甲斐なくて。もっと質の高いサービスを提供するためには、知識を深めなくてはと勉強しているうちに、社会保険労務士の資格があることを知りました」

とはいえ、難関資格のひとつとされる社労士の資格。最初の挑戦では残念ながら不合格となってしまった田邊さんは、「このペースでは受からない」と感じ、資格取得のために1年間で1,600時間の勉強時間を確保することに。「もう年だから……」とあきらめたのではなく、「年だからこそ」と、若い人の倍以上勉強することを目指したというのだ。

忙しい主婦業のかたわらで勉強時間を捻出するため、田邊さんがまず取り組んだのが、朝食前の時間を活用すること。

「毎朝4時に起き、朝食を作る前に2時間勉強。それから1日分の食事を作り置きして、仕事に出かけました。
家族には“夕食は作りません”宣言をして家事はなるべくまかせることに。さらに、昼休憩の時間からも30分の勉強時間を捻出し、仕事後も近くの喫茶店で2時間勉強してから帰宅という毎日でした。

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