2020年12月14日 06:00
多部未華子「これ経」緊急降板した理由【2020ベストスクープ】
「存在感があるいい俳優さんです。しかし続編でのキャスト変更は、この世界では珍しくないことですからね。
でも、そこから多部さんサイドは、不信感を抱くようになったそうです。制作側は説得を続け、台本も5話分まで用意して送ったそうです。ただ多部さんサイドは台本にもいい印象を持てなかったようで、最終的に『作品世界を大切にする多部の気持ちを軽んじている』と、降板を決めたと聞いています。いまスタッフたちも、出演が決まっていた俳優たちへの事情説明で大変なようです」
NHKの大混乱は事情説明ばかりではない。
「来年4月の放映枠がポッカリ空いてしまいました。いろいろ代案も提案されましたが、上層部からのOKも出ず……。
『このままでは過去のドラマの再放送でしのぐしかない』という悲鳴も上がっています」(前出・NHK関係者)
そこで多部の所属事務所に、『これは経費で落ちません!』続編中止騒動について、取材を申し込んだところ、担当者は次のように回答した。
「前作キャスト・スタッフの続投という当初のお約束がかなわなかったため、成立にいたりませんでした」
出演辞退は、あくまでも台本などの問題ではなく、“キャストの続投”という約束が果たされなかったためだというのだ。