くらし情報『【玉置妙憂の心に寄りそう人生相談】自分中心の園児の親から心無い一言』

2021年1月8日 17:00

【玉置妙憂の心に寄りそう人生相談】自分中心の園児の親から心無い一言

その言葉に私は唖然としてしまって……。今まで保護者の心に寄りそうように心掛けてきましたが、もう訳がわからなくなりました。玉置先生、心に寄りそうとはどういうことでしょうか?(47歳・女性・保育士)

【回答】

大変でしたね。保護者さんの心に寄りそうように努めていらしたのに、どこでボタンを掛け違ってしまったのでしょうか。

ご相談いただいたので、私からひとつの可能性をご提示しますね。“答え”ではないですよ。今回のことをあなたがお考えになるための“材料”です。

あなたが保護者さんにかけた言葉、「寝ているときに切ってはいかが」は“方法”の提示。
「傷つけてしまうといけないので、切って」は“評価”。ここに、相手の心に寄りそう要素は残念ながらひとつもありません。保護者さんは、あなたに寄りそってもらっているとは微塵も感じていなかったかもしれませんね。

保護者さんの心に寄りそうなら、まずは保護者さんの話を聴くことです。たとえば、5分でいいから二人きりになれる場所を確保して、座ってもらって、できればお茶を用意して、「お疲れさまです。毎日どうですか?」と。

眠れているか、食べられているか、楽しめているか、とにかく保護者さんを話題の中心にする。

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