2021年3月12日 18:42
「結婚後も処女、でも子供ほしい」アラサー女性抱えた悩み
“挿入”ができずに結婚後も処女。けれど子供はほしい――。
コミックエッセイ『奥さまは処女』(光文社)が刊行されたばかりの著者うなぎさんは、そんな悩みをもったアラサー女性だった。著書では、「処女」「セックスレス」「妊活」をテーマに悩みや体験などを赤裸々に綴っている彼女だが、現在は“処女のまま妊娠中”だ。性の悩みは人それぞれではあるが、1人のアラサー女性がたどりついた“自分なりの答え”とは――。うなぎさん本人に話を聞いた。
――著書は同名ブログの内容をまとめたもの。ブログを始めたきっかけは、周囲の“出産ラッシュ”だった。
「私が27歳になったころから、2歳年上の姉や職場、プライベートの知人にもポンポンと子どもが生まれるようになりました。私とよく遊んでくれていた友人にも。周りがどんどん母になっていき、寂しい気持ちが強くなっていったのと同時に、実物の赤ちゃんを見てかわいいな、と。そして“自分はこのままでいいのか?”と考えるようになったんです」
――うなぎさんは、21歳のときに旦那さんとのお付き合いが始まり、26歳で結婚。が、旦那さんと試みるセックスがうまくいかず、現在まで処女のまま。