くらし情報『愛・苦悩・狂気の不思議な魅力に引き込まれる「あやしい絵展」』

2021年4月5日 15:50

愛・苦悩・狂気の不思議な魅力に引き込まれる「あやしい絵展」

日本の女性画家の先駆者といわれる島成園の《無題》(大阪市立美術館)には、顔にあざのある妖しき女性が

日本の女性画家の先駆者といわれる島成園の《無題》(大阪市立美術館)には、顔にあざのある妖しき女性が



話題のスポットやエンタメに本誌記者が“おでかけ”し、その魅力を紹介するこの企画。今週は、ぽかぽか春の陽気に誘われ行ってきた「あやしい絵展」という意味深な展覧会です。

■「あやしい絵展」5月16日(日)まで東京国立近代美術館1階企画展ギャラリーにて開催

本展は、江戸末期から昭和戦前にかけて制作された“あやしい、怪しい、妖しい”表現がなされた作品160点が全3章で紹介されています。

1章は幕末〜明治の作品。鎖国から一転して西洋文化が押し寄せてきたこの時代は、美術界にも新しい表現法や技術がもたらされました。会場内の入口付近にあった生人形《白瀧姫》は、リアリティある造形が怖くも妖しくもあり、さっそくあやしさを体感。

2章は明治〜大正の作品で、さらに細かく5つのパートに分かれており、ボリュームたっぷりです。個人の内面を掘り下げたものが多く、愛、苦悩、一途、狂気といったワードが登場します。湿り気を持つ作品が多数。

顔にあざのある女性や、貧困層に生きる人々の退廃的な様子と、わかりやすい「美」とは対極の妖しい美しさを持つ絵画などがありました。

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