2021年4月5日 11:00
水沢アキ歩むスタジオオーナーの道「夢を応援できるのが嬉しい」
人件費もかけられないから24時間、私がひとりでやってるんです。おかげさまで、お客さんがゼロの日がないんですよ。コロナ禍の時代に、本当にありがたいことに」
スタジオの使用料は1時間2,420円。深夜パックは6時間半で6,600円(ともに税込)だ。
「芸能界の仕事と比較するとゼロが2個ぐらい違いますけどね(笑)。でもね、若いダンサーのグループが深夜パックで稽古していたりするんですけど。二十数人だからリーダーが1人300円ずつ徴収しているんです。それを知ったら、この6,600円ってすごい重いですよ。
だから、いまは儲けは度外視。ここで、いろんな人たちの夢を応援できるのが、何よりうれしいし、ありがたいんです」
ここでまた、彼女の電話が鳴った。すかさず通話ボタンをタップすると、いつものように、元気いっぱいの声で答える。
「はい、こちら、ブロンクスレンタルスタジオです!」
「女性自身」2021年4月13日号 掲載
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