2021年4月21日 11:00
収納グッズは先に買うな!「片づけ」で陥りやすいNG行為
は、人間を9つのタイプに分類する「エニアグラム」という性格分類法をベースに、安田さんと松下さんが開発したもの。エニアグラム心理学はアメリカ・スタンフォード大でも取り入れられており、生まれながらに備わっている思考のクセを浮かび上がらせてくれる。
心理タイプ別片づけ術は、エニアグラムによる人間の9タイプの分類を、3つの大きなブロックに分類したものに基づいている。「面倒くさがりなタイプ」は直感や身体感覚を重視し、現在を大切にする。「思い出に執着するタイプ」は自分の気持ちを重視し、過去を大切にする。「不安を募らせがちなタイプ」は考えることを重視し、未来を大切にする。このように、物事の考え方や性格が異なる人には、それぞれに適した片づけ方・考え方があるのだ。
散らかっている家に共通している第一の原因は「モノが多すぎる」こと。
モノを取っておく、減らせない、捨てられない事情は人それぞれだが、家が片づかない理由は「モノを手放せない気持ち」が根本にあるのだという。
自分の理想の暮らしを実現するためには、“モノを選ぶ作業”が基本となる。自分のタイプを踏まえて、この取捨選択を妨げているものが何なのかを把握することがとても大切だと安田さんと松下さんは話す。