くらし情報『ワクチン接種会場に潜む「熱中症の危険」回避する心得』

2021年7月29日 06:00

ワクチン接種会場に潜む「熱中症の危険」回避する心得

ところが会場によっては、代々木公園のように駅からも相当歩いていかなければならない場所であったり、温度調整が不十分で熱のこもった会場もあるのが実情です。そのような環境に長時間いることは体に大きな負担をかけることになります。これから暑さがますます本格化するなか、全国のワクチン接種会場やそこまでの往復で、熱中症になる患者が続出する危険性があるのです」

大量に発汗し、体内の水分や塩分が失われ、めまいや頭痛、体温の上昇やけいれんなどを引き起こす熱中症。軽い症状で済む場合もあるが、重篤になるケースもけっして少なくない。’18年から毎年1,000人以上が熱中症で命を落としているのだ。

とくに、「熱中症は高齢者がなるもの」と思っている人は要注意。今年はこれまで以上に熱中症のリスクが“最悪”といえるほど高いのだという。

■ワクチン接種会場での熱中症対策7選

「コロナ禍でマスク習慣が当たり前になりましたが、マスク着用時は呼吸による熱の放出が少なくなります。
同時に湿度があるため、のどの渇きに気づきにくくなることも熱中症のリスクを高めます。外出控えによる運動不足や感染を恐れる不安・ストレス、さらに酷暑により免疫力や抵抗力など、体そのものの機能が低下している人も少なくありません。

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