くらし情報『島崎和歌子語るアイドル時代の苦悩「バラエティしか道なかった」』

2021年10月11日 06:00

島崎和歌子語るアイドル時代の苦悩「バラエティしか道なかった」

「『明星』の付録だった歌本『ヤンソン(Young Song)』 には楽譜が付いている曲もあったから、たて笛やピアニカで演奏してみたり。よっぽど大事にしていたみたいで、今でも実家に何冊か取ってあるんです」

歌番組のときはラジカセをテレビの前に置いて、好きな曲を録音したのも“’80年代あるある”だ。

「うまく録音できなかったときは、次の日に学校の友達からカセットテープを借りて、ダビングさせてもらうんだけど、ダビングにダビングを重ねたものになると、すごく音も悪くなって(笑)」

■フミヤがしいたけって言ったことに大興奮

島崎さんが小学校高学年になるとチェッカーズ旋風が巻き起こり、デビュー曲『ギザギザハートの子守唄』(’83年)と『涙のリクエスト』『哀しくてジェラシー』(ともに’84年)の3曲が、ベスト10内に同時ランクインを果たした。

「すごい快挙だったんでしょうけど、当時は子どもだったので“3曲も聴けてラッキー”くらいにしか思っていませんでした。『ザ・ベストテン』と同じくらい好きだった『ザ・トップテン』(’81~’86年・日本テレビ系)で、フミヤさんが大嫌いなしいたけを食べた後に『涙のリクエスト』を歌って、歌詞の一部を『さいごーのー、しいたーけー』と変えたものだから、客席から大歓声が上がったんです。

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