2021年10月16日 06:00
ラーメン評論家だけじゃない!接客業の女性を苦しめる“教えたがる男たち”
『ご希望のお部屋は、あと1,500万円を現金でご用意していただければご購入できます!』なんて追い討ちをかけたらコッチのもの。微笑みながら、心の中で『講釈垂れる前に年収上げてから来ればいいのに……』って思っています(笑)」
■注意すべきはお客だけではない!同僚からのセクハラも
また梅澤さん同様、女性店員たちはセクハラにも悩まされるという。前出のBさんは、こう憤る。
「来店のたび、体の一部を何かしら当ててくるお客様がいます。後ろを通るときに、お尻を触られたことも。最初は偶然かなって思いましたが、わざとだと気づいて……。うまく避けようと思ったら、今度は靴に靴を当ててきました。気持ち悪すぎて、“当たり屋”って呼んでいます」
さらに、彼女たちの“敵”は理不尽なお客だけではない。
本来は味方であるはずの、同僚たちにも警戒する必要があるというのだ。都内の純喫茶に勤務していたEさん(29)はこう話す。
「男性のマスターが、女性スタッフのことを『アイツは胸がデカい』ってイヤらしくいうのは当たり前。私も着ている服を観察されたり、感想を言われたりしました。
キッチンのおじさんには『今日はこの後、旦那さんとどこか出かけるの?』『旦那さんの誕生日プレゼントに何をあげるの?』なんて、プライベートのことをたくさん訊かれました。