2021年10月25日 06:00
「80年代のぶりっ子はナチュラル」さとう珠緒が“あざとい系女子”の計算高さを指摘
片思いのせつなさに共感した当時は中学生
住んでいた場所は違っても、年齢が近ければ「そうそう!わかる」って盛り上がれるのが、青春時代、大好きだったアイドルの話。各界で活躍する同世代の女性と一緒に、“あのころ”を振り返ってみましょう――。
「キョンキョンさんは今もかわいいですが、デビュー当時はまさに誰もが憧れたアイドル。あの逆三角形のシュッとしたあごになりたく、毎日、2時間ほどほっぺたをつねっていたんですよ。そしたら、ほんとにあごがシュッとして(笑)」
笑顔で語るのは、さとう珠緒さん(48)。
スーパー戦隊シリーズ『超力戦隊オーレンジャー』(’95~’96年・テレビ朝日系)が出世作となって以降、バラエティ番組などテレビの世界で活躍しているのも、“これだけのめり込むのも珍しい”といわれるほどの“テレビっ子”だったからかもしれない。
「ドラマも、バラエティも、映画も、歌も、すべての情報源がテレビでした」
ドラマで印象に残っているのは『うちの子にかぎって…』(’84年・TBS系)だ。
「それまで“かっこいい”イメージだった田村正和さんが小学校の先生役で、コメディ要素の強い演技がおもしろくて。