2021年10月25日 06:00
「80年代のぶりっ子はナチュラル」さとう珠緒が“あざとい系女子”の計算高さを指摘
わが家に導入されたばかりのVHSビデオに毎週、必ず録画していましたし、『パパはニュースキャスター』(’87年・TBS系)も大好きでした」
『熱中時代』(’78~’81年・日本テレビ系)や『3年B組金八先生』(’79~’11年・TBS系)といった学園ものも欠かさず見ていたが、当時、社会問題化していた“子どもの非行”をテーマに、俳優の穂積隆信の実体験を描いた『積木くずし』(’83年・TBS系)は、忘れられない作品だという。
「小学生だった私から見て、不良文化は怖かったですが、興味をそそられる部分もありましたね」
■ジャッキー・チェンの前でお饅頭を落としてしまって……
映画がテレビ放送されることが多かったのも、’80年代の特徴。さとうさんがとくに夢中になったのはジャッキー・チェンだ。
「『スネーキーモンキー 蛇拳』『ドランクモンキー 酔拳』(ともに’78年)などの“○○拳”シリーズや、『プロジェクトA』『スパルタンX』(ともに’84年)をテレビで見て、映画のチラシを買いに行くほどハマりました。