今回の場合、4万日以上の延滞となるため、本来であれば借主は800ドル以上の罰金を払わなくてはならない計算となるという。
しかし、本のもともとの値段である1.5ドルが適正な請求額だとして、前出のマーティンさんはKTVB7に対して次のようにコメントした。
「罰金として、本の価格以上の金額を請求することはありません。『New Chronicles of Rebecca』は現在5ドルで買えますし、電子書籍でも読むことができます。図書館はこの本を歴史室に保管し、訪問者が手に取って見ることができるようにするつもりです。でも、もう貸し出しはしません」(マーティンさん)
驚くべきことに、本の状態はとても良く、文字も絵もはっきりと読み取れるという。
ちなみに日本では、秋元書房が翻訳家の大久保康雄と村岡花子監修の少女向け作品群「秋元書房ジュニア・シリーズ」から、シリーズ1作目の『少女レベッカ』が出版されている。
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