2021年12月10日 15:50
電気・ガス5カ月連続値上げで、契約アンペアの引き下げ考えて
エアコンや床暖房などで部屋全体を暖めるより、必要な分だけ局所的に暖めるホットカーペットやこたつが安上がり。ホットカーペットはより狭いサイズが省エネには効果的で、3畳用より2畳用のほうが年約2,430円安くなります。
とはいえエアコンは欠かせませんが、設定温度は20度を目安にしましょう。設定温度を21度から20度に1度下げただけで、ひと冬約1,430円の節約に。その分、服で調節し、特に首・手首・足首の“3首”を温めて。
また、電気料金の仕組みを知ることも節電に役立ちます。
まず電気の基本料金は、契約アンペアによって変わります。契約アンペアが大きいと同時にたくさんの電力を使えますが、子どもが独立し家族の人数が減ると、同時に使う電力量も少なくなるでしょう。
契約アンペアを下げて基本料金が下がれば、節約効果がずっと続くのでおすすめです。
次に、使用量に応じて払う電力量料金は、段階的に「単価」が変わります。使用量の少ない第1段階は安く、使用量が増えるにつれ第2段階、第3段階と単価が上がります。電気の使用量を第2段階までに抑えると、比較的安い単価の電気で済むので、使わない電気器具のプラグを抜く、誰もいない部屋の照明を消すなど、使用量を減らす努力をしましょう。