2021年12月31日 06:00
橋田壽賀子さん追悼で小林綾子が語る『おしん』後の思い出の数々
私が京都の大学に入学したとき、プレゼントしてくださった通学カバンは、いまも大事にしています。大学入学当初、石井ふく子先生と葵祭をご覧になるために京都にいらっしゃったときは、お食事にもお誘いいただきお祝いしてくださいました。一つ一つが私の大切な思い出です。
『おしん』のとき、私はまだ10歳でした。先生の大事なメッセージが込められたその『おしん』のドラマからは、小さな幸せや家族の大切さ、生きる喜びなど人が生きていく上で一番大切なこととは何かを教えていただきました。どんな人にもやさしく思いやりがあり、より良い文化芸術のためにといつも考えてくださっていた橋田先生を心から尊敬しております。
先生には到底及びませんが私も精進してまいりますので、どうぞ見守っていてください。
フィッシャーズ・シルクロード、第1子男児の愛称は「コルク」