くらし情報『中学2年で全日本カート選手権優勝 堂園さん親子の二人三脚』

2021年12月27日 15:50

中学2年で全日本カート選手権優勝 堂園さん親子の二人三脚

鷲くんがカートに乗り始めたのは2歳半。一般的には、子供が三輪車のペダルをやっとこげるようになるとされる年ごろだ。当の鷲くんは「まったく覚えてません」と笑うが、父・謙さんによれば「最初からわりに違和感なく乗れていた」という。

「それ以前も、毎週サーキットに連れていって、エンジンの音にも慣れさせてましたし、レンタルの二人乗りカートで、僕の運転で隣に乗せたことも。だから、本人は自分1人で運転できることが面白かったんじゃないですか」

以来、謙さんはネットなどでさまざまな情報を集め、ドライビング技術や車体の整備方法、それにレーサーになるための日々のトレーニング法も勉強。専属のコーチ兼メカニックとして、息子の成長を支え続けた。その父子の姿はまるで、かつて漫画やアニメで一世を風靡した「巨人の星」の一徹&飛雄馬のようだ。

「始めた当初は1日1キロ、いまでは4キロのランニングを日課にさせていて、レースを走り抜く体づくりをさせてます。
鷲が4、5歳のころにはテレビを見るときは必ずバランスボールの上に膝立ちか、スクワットをしながら、なんてルールも以前は課してましたね」

ときに父は指導に熱が入りすぎて、息子に轢かれて転倒、1週間の入院を余儀なくされたこともあった。

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